2015年6月14日日曜日

ペテロの第一の手紙 1:24-25 主のことばはいつまでも変わりなく続く






2015年6月14日
本日の聖句

生まれながらの古いいのちは、枯れてしまう草のようです。 どんな栄誉も、やがてはしぼみ、散っていく花と同じです。  しかし、主のことばは、いつまでも変わりなく続きます。 これこそ、あなたがたへの良い知らせです。 
ペテロの第一の手紙 1:24-25 JLB


みなさんおはようございます。
今日の箇所は新改訳聖書では、
1:24 「人はみな草のようで、その栄えは、みな草の花のようだ。草はしおれ、花は散る。
1:25 しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない。」とあるからです。あなたがたに宣べ伝えられた福音のことばがこれです。
とあります。

【世界が求めているものの最後】
世界中の人々が、栄誉、いのち、栄光と富、などを求めています。
けれども、古いいのちは、枯れてしまう草のようだと書いてあります。
「やがてはしぼみ、散っていく花と同じです」

それらは、一時的には美しく、すばらしいのですが、そこに最大の価値を置くと失望することになります。

【主のことばは、いつまでも変わりなく続く】
主のことばとは、文字通りのことばだけではなく、そのことばの内容が続くということです。
神様が私達を愛しておられること、私達のためにすばらしい人生をご計画し、良いものを与えてくださること、さまざまな約束が「いつまでも変わりなく続く」のです。

私達は、今日希望をもって目を上げたいと思います。
いつまでも揺るぐことのない神様に信頼しましょう。

今日は、午後二時から横田ICAで礼拝を行います。
みなさんとお会いできることを楽しみにしております。


東京メトロチャーチ 林 幸司

2015年4月11日土曜日

キリストのことばを豊かに住まわせ、互いに教え、戒め、賛美する






2015年4月11日
本日の聖句

キリスト様の教えを心にとめ、そのことばによって、人生が豊かに潤されるようにしなさい。 知恵を尽くして、そのことばを互いに教え合い、忠告し合い、感謝にあふれて、詩篇と賛美歌と霊の歌を、主に向かって高らかに歌いなさい。 
コロサイ人への手紙 3:16 JLB


みなさんおはようございます。

今日も冷たい雨の日ですね。毎日の気温の変化に、体調を崩しておられる方もおられると思います。
イエス様が癒して下さいますよう、お祈りいたします。

新改訳3:16 キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ、知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め、詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。

【キリストの教えを心にとめる(豊かに住まわせる)】
この世界には、様々な教えがあります。私達の核になる部分は、小さい時から教えられてきた部分で成り立っていると言えます。だからこそ、教科書問題など、「何を教えるか?」ということが国家間の問題になるほどなのです。

クリスチャンホームで育たなかった私は、小さい頃のキリスト教的ではない教えが残っています。
そんな人は特に、キリストの教えを豊かに住まわせるために、御言葉のシャワーを浴びなければならないと思います。

それも、洗脳的にではなく、しっかりとした意識と知性、理性を働かせて聖書に親しむ必要があります。
そうするなら、昔から培われてきた価値観や考え方の中で、良いものは残し、特に否定的なこと、自己憐憫的なこと、自信を失わせたり、存在価値を疑わせるようなことから解放されていきます。

【互いに教え合い、忠告し合う】
一方が他方を一方的に教えるのではなく、私達は教え合い、忠告し合う共同体(教会)としてデザインされています。
それも、「私の考え」というのではなく、キリストの教えを教え合う時に、それが最も有益となります。
現代社会では、忠告することはなるべく避けたいことだと思います。
けれども、ある時には、愛によって心からその人に直面しなければならない時があります。
その前に、土台となる信頼関係を違いに築いておかなければならないことは、言うまでもありません。

【詩篇と賛美歌と霊の歌を、主に向かって高らかに歌う】
詩篇と文字通り旧約聖書の詩篇、賛美歌は当時の初代教会で歌われていた賛美の歌だと言われています。そして、霊の歌は聖霊によってその時に与えられるメロディに乗せた祈りと言うことが出来ます。

キリストの教えを豊かに住まわせる→教え合い、忠告し合う→賛美する
という流れは、本当にすばらしいと思います。そういうことが、日常的に私達の教会でも行われていると信じます。

その場を去るとき、賛美と感謝の思い、新しい知恵と豊かな心をもって、社会に出て行くのです。

私達は今日の御言葉のように、お互いに高め合い、神様を賛美する共同体としてこの世界にキリストの光を提示する存在になりたいと思います。

2015年3月13日金曜日

神様を愛し、ご計画どおりに歩む






2015年3月13日
本日の聖句

そして私たちは、神様を愛し、神様のご計画どおりに歩んでいるなら、自分の身に起こることはすべて、益となることを知っているのです。 
ローマ人への手紙 8:28 JLB

みなさんおはようございます。

今日の聖句は、みなさんに覚えていただきたい箇所です。
ローマ828と覚えやすい箇所です。
新改訳聖書では、
8:28 神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
とあります。

【すべてのことを働かせて益としてくださる】
リビングバイブルで抜けている「すべてのことを働かせて」という言葉が他の聖書訳にはあります。
「自分の身に起こることはすべて、益となる」というのは少し正確ではなく、「それらを全部働かせて、結果的には益にしてくださる」という理解が正しいと思います。

私達の人生には、喜ばしくないこと、苦しいことも起こります。その時にはそれが「益だ」なんて、とても思えません。
けれども、神様はそのことが起こることも許されました。それを受け入れ、神様に従っていくなら、「益となる」と言われた意味が分かるときが来ます。

【神様を愛し、ご計画どおりに歩む】
私達は、神様を愛しています。けれど、ご計画どおりに歩むということが、良くわからないことが多いでしょう。
どうしたら、それが分かるのでしょうか?
1.神様のみことば、聖書と調和している
2.選択や決断をする時に、神様からの平安がある
3.他の人々(特にあなたが尊敬する人々)が、支持してくれる、サポートしてくれる
4.たとえ、思った結果にならなかったり、すぐに結果が出ないで、忍耐の時を送ることになったとしても、神様を信じ続ける事が出来る
などでしょうか・・・

【完全主義に陥らない】
一方で、私達は完全主義に陥る必要はないと思います。神様は「箸の上げ下げ」まで導かれるのではないからです。
天の父なる神様は、私達が喜んで、幸せに、平安で使命感を持って生きることを願っておられます。
そんな子供達を、「コントロールしたい、掌握したい」とは思われないのです。
一つ一つのマイルストーン(一里塚)をちゃんと通っていれば、ご計画の道を歩んでいる・・・くらいに、少しアバウトになってもいいのではないか?と思います。
あまり突き詰めると、苦しくなってしまいますから・・・。

今日は、「アバウトに生きる日」というのはいかがでしょうか?もともとアバウトな人は、「神様のご計画を改めて考える日」というのは?

主の祝福と平安、すべてを益にしてくださる神様に期待しましょう。

東京メトロチャーチ 林 幸司