2015年4月11日土曜日

キリストのことばを豊かに住まわせ、互いに教え、戒め、賛美する






2015年4月11日
本日の聖句

キリスト様の教えを心にとめ、そのことばによって、人生が豊かに潤されるようにしなさい。 知恵を尽くして、そのことばを互いに教え合い、忠告し合い、感謝にあふれて、詩篇と賛美歌と霊の歌を、主に向かって高らかに歌いなさい。 
コロサイ人への手紙 3:16 JLB


みなさんおはようございます。

今日も冷たい雨の日ですね。毎日の気温の変化に、体調を崩しておられる方もおられると思います。
イエス様が癒して下さいますよう、お祈りいたします。

新改訳3:16 キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ、知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め、詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。

【キリストの教えを心にとめる(豊かに住まわせる)】
この世界には、様々な教えがあります。私達の核になる部分は、小さい時から教えられてきた部分で成り立っていると言えます。だからこそ、教科書問題など、「何を教えるか?」ということが国家間の問題になるほどなのです。

クリスチャンホームで育たなかった私は、小さい頃のキリスト教的ではない教えが残っています。
そんな人は特に、キリストの教えを豊かに住まわせるために、御言葉のシャワーを浴びなければならないと思います。

それも、洗脳的にではなく、しっかりとした意識と知性、理性を働かせて聖書に親しむ必要があります。
そうするなら、昔から培われてきた価値観や考え方の中で、良いものは残し、特に否定的なこと、自己憐憫的なこと、自信を失わせたり、存在価値を疑わせるようなことから解放されていきます。

【互いに教え合い、忠告し合う】
一方が他方を一方的に教えるのではなく、私達は教え合い、忠告し合う共同体(教会)としてデザインされています。
それも、「私の考え」というのではなく、キリストの教えを教え合う時に、それが最も有益となります。
現代社会では、忠告することはなるべく避けたいことだと思います。
けれども、ある時には、愛によって心からその人に直面しなければならない時があります。
その前に、土台となる信頼関係を違いに築いておかなければならないことは、言うまでもありません。

【詩篇と賛美歌と霊の歌を、主に向かって高らかに歌う】
詩篇と文字通り旧約聖書の詩篇、賛美歌は当時の初代教会で歌われていた賛美の歌だと言われています。そして、霊の歌は聖霊によってその時に与えられるメロディに乗せた祈りと言うことが出来ます。

キリストの教えを豊かに住まわせる→教え合い、忠告し合う→賛美する
という流れは、本当にすばらしいと思います。そういうことが、日常的に私達の教会でも行われていると信じます。

その場を去るとき、賛美と感謝の思い、新しい知恵と豊かな心をもって、社会に出て行くのです。

私達は今日の御言葉のように、お互いに高め合い、神様を賛美する共同体としてこの世界にキリストの光を提示する存在になりたいと思います。