2014年1月23日木曜日

2013年12月15日(日)第三アドベント礼拝

メッセージ:主管牧師  林 幸司
【本日のメッセージ】 
聖書箇所:ルカ1:26〜38、ヨハネ15:16〜17
ルカ1:28 御使いは、入って来ると、マリヤに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。1:29 しかし、マリヤはこのことばに、ひどくとまどって、これはいったい何のあいさつかと考え込んだ。
 
I.  恵み によって選ばれる
ルカ1:30 すると御使いが言った。「こわがることはない。マリヤ。あなたは神から恵みを受けたのです1:31 ご覧なさい。あなたはみごもって、男の子を産みます。名をイエスとつけなさい。」
神様がイエス・キリストを産む女性としてマリヤを選ばれたのは、一方的な恵みによるものだった
彼女に資格があるとすれば、ダビデの家系のヨセフと結婚することだけだった
主は、ともにいてくださることによって、恐れから解放してくださることを約束された
「恵み」とは、それを受ける資格が無いのに、一方的に施される祝福のこと
私達も、恵みによって救われ、神様と共に人生を歩むようにされた
 
II.  使命 のために 代価 を払う
ルカ1:34 そこで、マリヤは御使いに言った。「どうしてそのようなことになりえましょう。私はまだ男の人を知りませんのに。」
1:35 御使いは答えて言った。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。
1:38 マリヤは言った。「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」こうして御使いは彼女から去って行った。
マリヤは、全く理解出来ない選びを忠実に受け入れた
マリヤの使命は、神の子を出産して育てること
そのために、彼女は多くの代価を払わなければならなかった
社会からの誤解、中傷、死の危険、ヨセフに理解してもらうこと、妊娠出産という未経験の領域
マリヤは、それらの代価を払って使命を全うした
そのために、マリヤの一生の間、神様は共にいてくださった
 
III. 私達も   恵み によって選ばれている
ヨハネ15:16 あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。15:17 あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです。
私達がイエス・キリストによって救われるのは、「恵み」による
神様からの一方的な選びによるもの
選びの目的は「実を結び、実が残るため」(使命を行うため)
資質があるから選ばれるのではなく、選ばれるから資質が備わる
私達は選ばれたことを、どれだけ真剣に受け止めるかによって、その結果も変わってくる
マリヤのように、最後まで使命を全うする人として生きていきたい