10月28日、出身教会である大阪中央福音教会の聖会にお招きいただきました。
二十数年ぶりの教会。みなさんが、熱烈に歓迎して下さいました。
天王寺から、いつも通っていた道のりを、当時の私とほとんど同じ歳である次女と一緒に教会に向かいました。その時に撮った写真です。
16歳のあの時、高校の同級生、伊藤君にだまされて(笑)、初めて行った教会の映画伝道会(塩狩峠:三浦綾子原作)の帰り、私はこのホームで憤然と立っていました。
「なぜ、主人公が最後に人のために死ななければならなかったのか?僕には全く理解できない!!身も知らない人々は放っておいて、目の前の結婚に向かえば、ハッピーエンドだったのに、何故彼はその人々を救うために自分の命を投げ出したのか?」ともやもやした、やり場がない思いを持ちながら、薄暗いこのホームで教会でもらった小冊子を手にしながら、電車を待っていたことを思い出します。
実はその疑問こそ、「イエス・キリストが私のために死んで下さったことを信じる」という信仰へと導く大切なドアだったことを思う時、本当に神様の愛と奇跡を感じます。
私の霊的な旅は、あの思いを持ったこの場所から始まったのかもしれません。
ドラマチックに考えれば、あの時このホームには私の隣にイエス様が立っておられたのかもしれません。