2020年7月26日(日) No. 1263
主日礼拝メッセージ 私達の心を取り扱うイエス・キリスト
メッセージ:林 幸司 主管牧師
聖書箇所: マルコ7:1-23(並行箇所マタイ15:1-20)、Ⅰサムエル16:7
マルコ 7:6 イエスは彼らに言われた。「イザヤは、あなたがた偽善者について見事に預言し、こう書いています。『この民は口先でわたしを敬うが、その心はわたしから遠く離れている。7:7 彼らがわたしを礼拝しても、むなしい。人間の命令を、教えとして教えるのだから。』
Ⅰ.人間の教え(昔の人の言い伝え)と神の教えの違い
マルコ7:8 あなたがたは神の戒めを捨てて、人間の言い伝えを堅く守っているのです。」7:9 またイエスは言われた。「あなたがたは、自分たちの言い伝えを保つために、見事に神の戒めをないがしろにしています。
l 律法学者たちは、神の教えから派生させた人の教えを守ることこそ正しいと考えていた
l 人には外側(外見)と内側(心)の両面がある
l 人に評価されるためか?真の目的を達成するためか?
Ⅱ.人の外側ではなく、内側から出てくるものが、人を汚す
1サムエル 16:7人はうわべを見るが、【主】は心を見る。
マルコ 7:21 内側から、すなわち人の心の中から、悪い考えが出て来ます。淫らな行い、盗み、殺人、7:22 姦淫、貪欲、悪行、欺き、好色、ねたみ、ののしり、高慢、愚かさで、 7:23 これらの悪は、みな内側から出て来て、人を汚すのです。」
l 人から見て正しく賞賛されても、全く違う動機で何かを企んでいるなら、それは偽善である
l 人前での自分、社会的に評価されている自分を取り払ってみた時、どんな自分が浮かび上がるだろう?
l 誰にでも、人には言えない自分自身の真の姿がある
l イエス・キリストは、その部分に触れて、扱いたいと願っている
Ⅲ.イエス・キリストは私達の心を扱ってくださる
マルコ 5:34 イエスは彼女に言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい。苦しむことなく、健やかでいなさい。」
l イエス・キリストは、私達の心に平安と確信、希望と愛を与えたい
l 私達が社会的存在として不本意な生き方も仕方ないことを神様は理解してくださる
l 神様にも人にも真実に生きるチャレンジを受け入れよう
l イエス・キリストが私達の最も深い部分に触れてくださり、愛と優しさ、救いと癒しをもたらしてくださることを信じて、信頼しよう