2020年8月9日(日) No. 1265
主日礼拝メッセージ 信教の自由に感謝しよう
メッセージ:林 幸司 主管牧師
【本日のメッセージ】
聖書箇所:使徒10:9-35、エペソ2:10、使徒4:12
使徒10:35 どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行う人なら、神に受け入れられるのです。
Ⅰ.相手の自由を認める時、私にも自由が与えられる
l 「自分だけが正しい」と考えるのは、間違っている
l 「神様は正しい」と考えるのは正しい
l ペテロは、「ユダヤ人は聖く、異邦人(外国人)は汚れている」と思っていた
l イエス様によって救われていても、偏った考えの中に生きていることがある
l イエス様は、そのような考えを打ち砕き、異邦人にも福音を知らせるために、ペテロにチャレンジされた
l 相手が「間違っている」と考えるのではなく、その考えやあり方を認める時、自分自身の信仰や自由も受け入れられる
Ⅱ.イエス様の働きは、戦いを挑む「聖戦」ではなく「和解の務め」をすること
エペソ2:10 私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをもあらかじめ備えてくださったのです。
l イエス様は、「聖書か剣か?」と問われなかった。
l 十字架の和解の福音によって、ユダヤ人と異邦人の境目を打ち壊され、敵意を廃棄し、神の家族を作られた。
l 遠くにある戦争を考える前に、私達の周囲にある「敵意」に目を背けないで、「和解」の働きのためにイエス様に従うことを選び取りたい
Ⅲ.信教の自由の中で福音を伝える
使徒4:12 この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。」
l 信教の自由が与えられている国にいることは、貴重なこと
l 「どの神様を信じても同じ。大切なのは信じる事だ」と多くの人々は考えている。
l その自由を尊重しつつ、「唯一、まことの神様であるイエス・キリスト」の和解の福音を伝えたい
l そのような確信と知恵は、日々のイエス様との出会いがなければ、得ることはできない
l 「自分の信仰をかろうじて守る」歩みから、「この世界に和解をもたらす使節、祭司としての生き方」へと歩み出そう
l 人々には、イエス様の救いと愛、赦しと和解、恵みと奇蹟、祝福と癒しが必要。