メッセージ:林 幸司 主管牧師
聖書箇所: ガラテヤ5:22、ローマ3:12、ガラテヤ6:9、マタイ10:16など
ガラテヤ5:22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、5:23 柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。
ローマ 3:12 すべての人が迷い出て、みな、ともに無益な者となった。善を行う人はいない。ひとりもいない。」
I. 悪 に負けそうになる時がある
ガラテヤ 6:9 善を行うのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。
1テサロニケ 5:15 だれも悪をもって悪に報いないように気をつけ、お互いの間で、またすべての人に対して、いつも善を行うよう務めなさい。
・この社会には、「羊の皮を着たオオカミ」がたくさん存在する
・オレオレ詐欺や善意を利用された出来事を見聞きする事に、現代人は「気をつけなければ!」と警戒する
・その結果「むやみやたらに、善意をもって生きるべきではない」と思ってしまう
・悪を行う人々は、人々の善意につけこんで悪を行い、利益を得る
・あまりにも多くの「裏切り」にあって、失望してしまっていないだろうか?
・「それなら、私も悪をもって悪に報いる」と思いたくもなる
・神様はそんな私達に「善を行うのに飽いてはいけません」と言われる
II. 蛇 のようにさとく、 鳩 のようにすなお
マタイ 10:16 いいですか。わたしが、あなたがたを遣わすのは、狼の中に羊を送り出すようなものです。ですから、蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい。
・イエス様も、この世界が悪と罪に満ちている狼たちの集まりであることを認めておられる
・その上で、私達を「赦された、聖さを持った神様の子ども達」として遣わされる
・もし、私達の内側に「善」が全く無かったとすれば、「善意」は100%神様のもとから来る御霊の実であることになる
・それは、本当に相手のため、社会と世界のために益となる善意となる
・神様はすべてのことをご存知の上で、私達に善を行わせようとされる
・蛇のようにさとく、鳩のようにすなおであるために、自分の考えによる善意ではなく、聖霊様に教えていただく善意を行う必要がある
・ある時には、私達の限られた知識や判断力ではわからない善意もある
III. 悪や偽善は善に 打ち勝つ ことはできない
ローマ 12:21 悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。
ヨハネ1:5 光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。
・一時的に負けたように思っても、最後は勝利する!
・悪を行っている人は、明るみに出ることを恐れて、光の方に来ない。
・いつも恐れながら、生きなければならなくなる
箴言 28:1 悪者は追う者もないのに逃げる。しかし、正しい人は若獅子のように頼もしい。
・神様からの善意で行きようとする時、私達は公明正大に生きることが出来る
・胸を張り、自信を持って、聖霊様からの善意を求め、実行して生きる者になろう!