2012年11月21日水曜日

11/4,11,18のメッセージをアップしました。

遅れておりました、メッセージの配信をいたしました。
http://tokyo-metro-church.p2.bindsite.jp/tmc/tokyometrochurch/li_baimesseji/li_baimesseji.html

どうぞご利用下さい。

11/21(水) 14ヶ月聖書通読18日目


みなさんおはようございます。

本日の聖書箇所は、創世記47〜48章、詩篇10篇、ルカ19章です。 
明日の聖書箇所は、創世記49〜50章、詩篇8篇、ルカ20章です。

【パロの前でのヤコブ】
創世記 47:9, 10 "ヤコブはパロに言った、「わたしの旅路のとしつきは、百三十年です。わたしのよわいの日はわずかで、ふしあわせで、わたしの先祖たちのよわいの日と旅路の日には及びません」。 ヤコブはパロを祝福し、パロの前を去った。"http://bible.us/81/gen.47.10.ja1955
・ヤコブが自分のことをふしあわせと表現しました。パロの前での謙遜であると同時に、多くの妻と子ども達のことで、翻弄された人生だったと思っていたのかもしれません。
・ヤコブがパロを祝福したことは、驚きではないでしょうか。

【ヤコブの墓の指示】
創世記 47:28, 29 "ヤコブはエジプトの国で十七年生きながらえた。ヤコブのよわいの日は百四十七年であった。 イスラエルは死ぬ時が近づいたので、その子ヨセフを呼んで言った、「もしわたしがあなたの前に恵みを得るなら、どうか手をわたしのももの下に入れて誓い、親切と誠実とをもってわたしを取り扱ってください。どうかわたしをエジプトには葬らないでください。http://bible.us/81/gen.47.28.ja1955
・「クリスチャンは墓を大切にしない」という誤解をしている人もいますが、とんでもないことです。この時も、ヤコブは自分がどこに葬られるかということについて、指示しました。
・「先祖を大切にしない」という評価も間違っています。ただ、誤解されやすいのは、「先祖を拝まない」ことが「敬わない」とことだと思われるからではないでしょうか。私達自身が、このことについて確信を持っていくことが、この日本の社会でクリスチャンとして生きていくために必要なことだと信じます。

【ヤコブ、エフライムとマナセを祝福する】
創世記 48:18, 19 "そしてヨセフは父に言った、「父よ、そうではありません。こちらが長子です。その頭に右の手を置いてください」。 父は拒んで言った、「わかっている。子よ、わたしにはわかっている。彼もまた一つの民となり、また大いなる者となるであろう。しかし弟は彼よりも大いなる者となり、その子孫は多くの国民となるであろう」。"http://bible.us/81/gen.48.18.ja1955
・ヨセフの子供であるマナセとエフライムを前に、ヤコブは手を交差して置き、祝福しました。ヤコブは衰えていましたが、神様のご計画をしっかりと伝える預言的な能力を失っていませんでした。

【苦しむ者を助ける神様】
詩篇 10:12-14 "主よ、立ちあがってください。神よ、み手をあげてください。苦しむ者を忘れないでください。 なにゆえ、悪しき者は神を侮り、心のうちに「あなたはとがめることをしない」と言うのですか。 あなたはみそなわし、悩みと苦しみとを見て、それをみ手に取られます。寄るべなき者はあなたに身をゆだねるのです。あなたはいつもみなしごを助けられました。"http://bible.us/81/psa.10.12.ja1955
・「みそなわし」というのは、「見る」ことの尊敬語です。神様は、私達のことをいつもご覧になり、守り助けてくださいます。

【ザアカイ】
ルカによる福音書 19:5-7 "イエスは、その場所にこられたとき、上を見あげて言われた、「ザアカイよ、急いで下りてきなさい。きょう、あなたの家に泊まることにしているから」。 そこでザアカイは急いでおりてきて、よろこんでイエスを迎え入れた。 人々はみな、これを見てつぶやき、「彼は罪人の家にはいって客となった」と言った。"

ルカによる福音書 19:9, 10 "イエスは彼に言われた、「きょう、救がこの家にきた。この人もアブラハムの子なのだから。 人の子がきたのは、失われたものを尋ね出して救うためである」。"http://bible.us/81/luk.19.10.ja1955
・ザアカイは、ユダヤ人でありながら、ローマ人からの委託を受けて、取税人の働きをしていました。その上、不正に人々から税金という名目で財産を巻き上げていたのです。そのザアカイに、イエス様は「家に泊まることにしている」と言われました。人々は文句を言いましたが、ザアカイはイエス様の愛に触れて、自分から罪を告白し、不正に対して賠償することを約束しました。
・受け入れられる、愛されることから出てくる力は、なんと大きなものでしょうか。イエス様は、私達も同じように受け入れ、愛してくださっています。今度は私達も周囲の人々にそのように振る舞いたいと思います。

【エルサレム入城】
ルカによる福音書 19:30, 31 "「向こうの村へ行きなさい。そこにはいったら、まだだれも乗ったことのないろばの子がつないであるのを見るであろう。それを解いて、引いてきなさい。 もしだれかが『なぜ解くのか』と問うたら、『主がお入り用なのです』と、そう言いなさい」。"http://bible.us/81/luk.19.30.ja1955
・このろばの子は、「ちいろば」と呼ばれています。イエス様は、白馬に乗って入城されたのではなく、まだ頼りのない小さなろばに乗ってエルサレムに入られました。

ルカによる福音書 19:39, 40 "ところが、群衆の中にいたあるパリサイ人たちがイエスに言った、「先生、あなたの弟子たちをおしかり下さい」。 答えて言われた、「あなたがたに言うが、もしこの人たちが黙れば、石が叫ぶであろう」。"http://bible.us/81/luk.19.39.ja1955
・弟子達や子ども達は、しゅろの葉を振って、イエス様を賛美しました。パリサイ人達は、人を神のように扱う人々を見て腹を立てたのです。イエス様は、どんな人の賛美も受け入れてくださいます。

ルカによる福音書 19:43 "いつかは、敵が周囲に塁を築き、おまえを取りかこんで、四方から押し迫り、"http://bible.us/81/luk.19.43.ja1955
・この預言は、この時から約40年後に実現します。ローマ軍は、エルサレムの城壁を越えて攻撃するために、大きな丘のような「塁」を築いて、エルサレムを占領しました。その塁のために、オリブ山のオリーブの木は、みんな伐採されたと言われています。

【祈りの家】
ルカによる福音書 19:46 "彼らに言われた、「『わが家は祈の家であるべきだ』と書いてあるのに、あなたがたはそれを盗賊の巣にしてしまった」。"http://bible.us/81/luk.19.46.ja1955
・当時の神殿では、捧げ物を買うための出店がひしめいていたようです。それは「異邦人の庭」と言われる場所で、そこから先には、異邦人は入れませんでした。商売の騒音で、祈りどころではなかったでしょう。
・今日の私達の心の中は、静かでしょうか?騒いでいるでしょうか?神様との交わりを邪魔する騒音を、追い出してしまいたいものです。そのために、神様との交わりを優先する決意をいたしましょう。神様は、その犠牲の何倍もの祝福をもって応えてくださいます。
心の中に平安と静けさが与えられ、神様からの御声に耳を傾け、正しい判断をすることができる一日となりますように。

2012年11月20日火曜日

教団総会

11/13より、16日(金)まで、教団本部で年に一回のアッセンブリー教団総会が行われました。
私は51名の代議員の一人としてそこに出席しました。
長時間、椅子に座ってじっとしているのは、私の最も苦手にするところです(苦笑)。
初日はなんと朝の9時〜夜中の12時までの会議になりました。
本当に、組織運営は大変だなあ・・・と思っています。

私は、このグループが、日本の救いのために用いられていく教団だと信じています。
母教会(大阪中央福音教会)の私の時代の牧師、鹿島外雄先生は、いつもそのように告白していました。私にもそのスピリットが引き継がれたのかもしれません。

 一方で、私は教派や教団を越えて、クリスチャンが協力し合うことができることを経験してきました。また、クリスチャンだけではなく、社会に貢献するためにいろいろな人々と協力することができると信じています。


11/20(火) 14ヶ月聖書通読17日目

みなさんおはようございます。 本日の聖書箇所は、創世記44〜46章、ルカ18章です。 明日の聖書箇所は、創世記47〜48章、詩篇10篇、ルカ19章です。
【ヨセフ、自分の身を明かす】 創世記 44:31-34 "この子供がわれわれと一緒にいないのを見たら、父は死ぬでしょう。そうすればしもべらは、あなたのしもべであるしらがの父を悲しんで陰府に下らせることになるでしょう。 しもべは父にこの子供の身を請け合って『もしわたしがこの子をあなたのもとに連れ帰らなかったら、わたしは父に対して永久に罪を負いましょう』と言ったのです。 どうか、しもべをこの子供の代りに、わが主の奴隷としてとどまらせ、この子供を兄弟たちと一緒に上り行かせてください、 この子供を連れずに、どうしてわたしは父のもとに上り行くことができましょう。父が災に会うのを見るに忍びません」。"http://bible.us/81/gen.44.31.ja1955

 ・ヨセフをエジプトに売ることを提案したユダは、父に対してベニアミンの身を保証しました。ユダは、ヨセフに自分が、ベニアミンの代わりに奴隷になることを申し出ます。彼の命がけの覚悟を見ることが出来ます。

 創世記 45:4, 5 "ヨセフは兄弟たちに言った、「わたしに近寄ってください」。彼らが近寄ったので彼は言った、「わたしはあなたがたの弟ヨセフです。あなたがたがエジプトに売った者です。 しかしわたしをここに売ったのを嘆くことも、悔むこともいりません。神は命を救うために、あなたがたよりさきにわたしをつかわされたのです。"http://bible.us/81/gen.45.4.ja1955

創世記 45:8 "それゆえわたしをここにつかわしたのはあなたがたではなく、神です。神はわたしをパロの父とし、その全家の主とし、またエジプト全国のつかさとされました。"http://bible.us/81/gen.45.8.ja1955

・自分たちがエジプトに売ったヨセフが、目の前に立ってエジプトの王の次の座に着いているということを知った時、彼らは気絶しそうになったでしょう。しかし、ヨセフはそんな悲惨な出来事をも、神様のご計画だったと宣言しました。そこには、兄たちへの憎しみのかけらも見いだすことができません。私達も、そのような過去に囚われない生き方をしたいと思います。 

【神様がヤコブに語る】
 創世記 46:3, 4 "神は言われた、「わたしは神、あなたの父の神である。エジプトに下るのを恐れてはならない。わたしはあそこであなたを大いなる国民にする。 わたしはあなたと一緒にエジプトに下り、また必ずあなたを導き上るであろう。ヨセフが手ずからあなたの目を閉じるであろう」。"http://bible.us/81/gen.46.3.ja1955

・神様のご計画が、考えられない形で進行していきます。エジプトに行くことをためらうヤコブに、このことが神様のご計画であることを語っておられます。 

創世記 46:27 "エジプトでヨセフに生れた子がふたりあった。エジプトへ行ったヤコブの家の者は合わせて七十人であった。"http://bible.us/81/gen.46.27.ja1955

・この最初の70名が、400年後には100万人以上の強力な民族として成長していきます。 

【失望せずに祈る】
ルカによる福音書 18:1 "また、イエスは失望せずに常に祈るべきことを、人々に譬で教えられた。"http://bible.us/81/luk.18.1.ja1955

ルカによる福音書 18:6-8 "そこで主は言われた、「この不義な裁判官の言っていることを聞いたか。 まして神は、日夜叫び求める選民のために、正しいさばきをしてくださらずに長い間そのままにしておかれることがあろうか。 あなたがたに言っておくが、神はすみやかにさばいてくださるであろう。しかし、人の子が来るとき、地上に信仰が見られるであろうか」。"http://bible.us/81/luk.18.6.ja1955

・「正しいさばきを」というのは,困難の中にいる者を救出するために「弁護する」ことで,神様が祈りを聞き入れて下さることを表しています。 ・私達は、日々の生活の中で理不尽・不公平と思える扱いを受けることがあります。しかし、私達は自分自身でその報復をするのではなく、主に祈り求めることを通して、主ご自身が正しい結果を出してくださることを信じましょう。 

【自分を低くする】
 ルカによる福音書 18:9, 14 "自分を義人だと自任して他人を見下げている人たちに対して、イエスはまたこの譬をお話しになった。
 あなたがたに言っておく。神に義とされて自分の家に帰ったのは、この取税人であって、あのパリサイ人ではなかった。おおよそ、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろう」。"http://bible.us/81/luk.18.14.ja1955

・「自分を義人だと自任して他人を見下げる」という態度は、律法学者たちだけではなく、私達にも危険性があることです。クリスチャンだからといって、すべてが正しいわけではありません。私達は常に謙遜に、どのような人々や状況からも学ぶことができることを常に認識しておきたいと思います。

 【らくだと針の穴】
ルカによる福音書 18:24, 25 "イエスは彼の様子を見て言われた、「財産のある者が神の国にはいるのはなんとむずかしいことであろう。 富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」。"http://bible.us/81/luk.18.24.ja1955

・よく聞く説としては、「針の穴」という門があって、人一人が通れるくらいであり、らくだが荷物を降ろせば入れるというものがありますが、そのような門があった根拠は無いそうです。ですから、ここは文字通り針の穴と考えるべきだと思います。そんな奇跡の方が、金持ちが神の国に入る方が難しいというのは驚きですが、同時に「神に出来ないことはない」とも語っておられます。いずれにしても、人の救いは最大の奇跡なのです。 

【十字架と復活の預言】
 ルカによる福音書 18:32-34 "人の子は異邦人に引きわたされ、あざけられ、はずかしめを受け、つばきをかけられ、 また、むち打たれてから、ついに殺され、そして三日目によみがえるであろう」。 弟子たちには、これらのことが何一つわからなかった。この言葉が彼らに隠されていたので、イエスの言われた事が理解できなかった。"http://bible.us/81/luk.18.32.ja1955

・イエス様が十字架と復活のことを預言されても、弟子たちには想像もつきませんでした。「彼らに隠されていた」のは、霊的な盲目のような状態だと思います。私達も、聖霊によらなければ、真理を悟ることは出来ません。神様が示しておられる真理を悟ることが出来るように、聖霊に求めましょう。 

【盲人の癒し】
ルカによる福音書 18:41, 42 "「わたしに何をしてほしいのか」とおたずねになると、「主よ、見えるようになることです」と答えた。 そこでイエスは言われた、「見えるようになれ。あなたの信仰があなたを救った」。"http://bible.us/81/luk.18.41.ja1955

・イエス様は、求める人に「わたしに何をしてほしいのか?」といつもお尋ねになりました。私達も祈り求める時に、一番求めていることを、はっきりと申し上げることが出来るようになりたいと思います。 最も大切で正しいことを求める時、主は奇跡をもって応えてくださいます。 今日も、神様のご計画が、奇跡的な方法で実現されていきますように。

11/19(月) 14ヶ月聖書通読16日目


みなさんおはようございます。

本日の聖書箇所は、創世記42〜43章、詩篇5篇、ルカ17章  です。 
明日の聖書箇所は、創世記44〜46章、ルカ18章です。

【ヨセフ、兄弟たちの話を聞いて泣く】
創世記 42:22-24 "ルベンが彼らに答えて言った、「わたしはあなたがたに、この子供に罪を犯すなと言ったではないか。それにもかかわらず、あなたがたは聞き入れなかった。それで彼の血の報いを受けるのです」。 彼らはヨセフが聞きわけているのを知らなかった。相互の間に通訳者がいたからである。 ヨセフは彼らを離れて行って泣き、また帰ってきて彼らと語り、そのひとりシメオンを捕えて、彼らの目の前で縛った。"http://bible.us/81/gen.42.22.ja1955
・ルベンたちは、過去にヨセフをエジプトに売った罪について、ずっと罪責感を抱いていたに違いありません。ヨセフは目の前で、自分の兄弟たちがその話をするのをどんな気持ちで聞いていたのでしょう?間違いない事実は、彼はそれを感情に現すことなく振る舞うことができる思慮深さと自制心を備えていたことです。それは驚くべき成熟さではないでしょうか?

【ユダ、ベニヤミンの身の安全を、父親に保証する】
創世記 43:8, 9 "ユダは父イスラエルに言った、「あの子をわたしと一緒にやってくだされば、われわれは立って行きましょう。そしてわれわれもあなたも、われわれの子供らも生きながらえ、死を免れましょう。 わたしが彼の身を請け合います。わたしの手から彼を求めなさい。もしわたしが彼をあなたのもとに連れ帰って、あなたの前に置かなかったら、わたしはあなたに対して永久に罪を負いましょう。"http://bible.us/81/gen.43.8.ja1955
・ユダは、かつて「ヨセフを売ろう」と言った人物です。その彼が、ヨセフの弟であるベニアミンの身の安全を保証するというのは、彼の罪責感から来ているのかもしれません。

詩篇 5:1-3 "主よ、わたしの言葉に耳を傾け、わたしの嘆きに、み心をとめてください。 わが王、わが神よ、わたしの叫びの声をお聞きください。わたしはあなたに祈っています。 主よ、朝ごとにあなたはわたしの声を聞かれます。わたしは朝ごとにあなたのためにいけにえを備えて待ち望みます。"
・神様は、私達の言葉、嘆き、叫びに耳を傾け御心にとめてくださるお方です。主に信頼し、真実な祈りをささげましょう。

ルカによる福音書 17:17-19 "イエスは彼にむかって言われた、「きよめられたのは、十人ではなかったか。ほかの九人は、どこにいるのか。 神をほめたたえるために帰ってきたものは、この他国人のほかにはいないのか」。 それから、その人に言われた、「立って行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのだ」。"http://bible.us/81/luk.17.17.ja1955
・十人のツァアラトの人が癒されたにもかかわらず、イエス様のところに感謝するために戻ってきたのは、サマリヤ人の一人だけでした。
神様に願っておきながら、それが実現した時に、「これは神様への祈りの答えだ」と認識できないことがあります。また、そのことに感謝するという発想がないこともあります。
信じて祈るなら、神様は祈りに応えてくださいます。私達はその答えを受け取る時、神様を賛美し礼拝する者でありたいと思います。

ルカによる福音書 17:21 "また『見よ、ここにある』『あそこにある』などとも言えない。神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」。"http://bible.us/81/luk.17.21.ja1955
・神の国は、私達の内側にあります。聖霊が私達の内側に住んでいてくださり、平安となり祝福となってくださいます。
・恐れや不安を追い出してしまいましょう。そして、静かに神様と語る時を持ちましょう。私達の内側に神の国があるとすれば、それが外側に現れてくることでしょう。そのことは、多くの人々の祝福となります。

2012年11月18日日曜日

2012年11月04日(日) 「町と国を祝福する人々」

メッセージ:林 幸司


聖書箇所:創世記18:16-33、19:23-29、マタイ5:16,48、ガラテヤ3:6
創世記18:17 【主】はこう考えられた。「わたしがしようとしていることを、アブラハムに隠しておくべきだろうか。
18:18 アブラハムは必ず大いなる強い国民となり、地のすべての国々は、彼によって祝福される。


I.あなたがそこにいることが 祝福 となっていますか?
創世記18:25 正しい者を悪い者といっしょに殺し、そのため、正しい者と悪い者とが同じようになるというようなことを、あなたがなさるはずがありません。とてもありえないことです。全世界をさばくお方は、公義を行うべきではありませんか。」
アブラハム本人には、その自覚が無かったが、神様(主)は、彼が地のすべての国々が枯れによって祝福されることを知っておられた
「絶体にあり得ない」ということも、神様に信頼する時に実現する
主は前もってそのことをご存知だったので、アブラハムにソドムとゴモラに対するご計画を告白された
アブラハムは、神様の御性質を知っていたので、その町のために執り成しの交渉を始めた
「神様」と「滅ぼされようとしている人々」との間に立つ祭司の役割
神様には、私達に対する祝福のご計画がある
そのことに信頼していくなら、私達だけではなく、周囲の人々の祝福となっていく。

II. 地の塩 として 世の光 として
マタイ5:16 このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。
ソドムとゴモラで10人という数は、とても小さな比率。
それでも、そこに「正しい人」がいたなら、神様はその人々のために滅ぼすことはしないと約束してくださった
私達も、家庭・学校・職場・町・国では小さな比率だが、神様は私達が存在するために、その場所を祝福してくださる
そのようになるためには、私達が「正しい人・地の塩・世の光」である必要がある

III.  正しい人 になるために 
ガラテヤ 3:6 アブラハムは神を信じ、それが彼の義とみなされました。
マタイ5:48 だから、あなたがたは、天の父が完全なように、完全でありなさい。
正しい人=神様から義と認められた人
行いによるのではなく、イエス・キリストを信じる信仰によって義と認められる

11/17(土) 14ヶ月聖書通読15日目


本日の聖書箇所は、創世記39〜41章、ルカ16章 です。 
明日の日曜日はお休みです。追いついて下さい。
月曜日の聖書箇所は、創世記42〜43章、詩篇5篇、ルカ17章です。

【ヨセフ、奴隷から牢獄、牢獄からエジプト第二の地位へ】
創世記 39:4-6 "そこで、ヨセフは彼の前に恵みを得、そのそば近く仕えた。彼はヨセフに家をつかさどらせ、持ち物をみな彼の手にゆだねた。 彼がヨセフに家とすべての持ち物をつかさどらせた時から、主はヨセフのゆえにそのエジプトびとの家を恵まれたので、主の恵みは彼の家と畑とにあるすべての持ち物に及んだ。 そこで彼は持ち物をみなヨセフの手にゆだねて、自分が食べる物のほかは、何をも顧みなかった。さてヨセフは姿がよく、顔が美しかった。"http://bible.us/81/gen.39.4.ja1955
・ヨセフは、兄弟に裏切られてエジプトに奴隷として売られていきました。それにもかかわらず、神様は共にいてくださり、彼はそこで忠実に仕えました。その結果、その家全体が祝福されました。

創世記 39:8, 9 "ヨセフは拒んで、主人の妻に言った、「御主人はわたしがいるので家の中の何をも顧みず、その持ち物をみなわたしの手にゆだねられました。 この家にはわたしよりも大いなる者はありません。また御主人はあなたを除いては、何をもわたしに禁じられませんでした。あなたが御主人の妻であるからです。どうしてわたしはこの大きな悪をおこなって、神に罪を犯すことができましょう」。"http://bible.us/81/gen.39.8.ja1955
・ヨセフは、主人の妻と関係を持つことも出来たかもしれません。それは彼に有利に働いたかもしれません。しかし、ヨセフは決して誘惑に負けませんでした。

創世記 39:21-23 "主はヨセフと共におられて彼にいつくしみを垂れ、獄屋番の恵みをうけさせられた。 獄屋番は獄屋におるすべての囚人をヨセフの手にゆだねたので、彼はそこでするすべての事をおこなった。 獄屋番は彼の手にゆだねた事はいっさい顧みなかった。主がヨセフと共におられたからである。主は彼のなす事を栄えさせられた。"http://bible.us/81/gen.39.21.ja1955
・ヨセフは、またもや理不尽な扱いを受けました。自暴自棄になっても誰も彼を責めなかったでしょう。しかし、ヨセフは牢獄という最低の場所でさえも、忠実に仕えました。その結果、牢獄で「祝福」となったのです。そんな所に祝福があるなどと、誰が発想するでしょうか。
創世記 40:7 JA1955
"そこでヨセフは自分と一緒に主人の家の監禁所にいるパロの役人たちに尋ねて言った、「どうして、きょう、あなたがたの顔色が悪いのですか」。"http://bible.us/81/gen.40.7.ja1955

・顔色が悪いことが人目でわかったのは、ヨセフが誠実に彼らの世話をしていたからでしょう。そういった洞察力は、自己中心な生き方をしている人には到底身につくものではありません。
ヨセフが彼らの異変に気付いたからこそ、夢の解き明かしがあり、未来へのドアが開きました。

創世記 40:14, 15 "それで、あなたがしあわせになられたら、わたしを覚えていて、どうかわたしに恵みを施し、わたしの事をパロに話して、この家からわたしを出してください。 わたしは、実はヘブルびとの地からさらわれてきた者です。またここでもわたしは地下の獄屋に入れられるような事はしなかったのです」。"http://bible.us/81/gen.40.14.ja1955・ヨセフは、夢を解き明かした給仕長に、釈放されたら、パロ(王、ファラオ)に自分が無実であることを言って欲しいと伝えました。

創世記 41:1 "二年の後パロは夢を見た。夢に、彼はナイル川のほとりに立っていた。http://bible.us/81/gen.41.1.ja1955・給仕長はヨセフのことを、二年間も忘れてしまっていました。しかし、ここに神様の「タイミングの法則」を見ることが出来ます。もし、給仕長が釈放された時にヨセフのことを話したとしても、パロは気にも留めなかったでしょう。ヨセフが一番必要とされた時に、給仕長はヨセフのことをパロに話したのです。
・ここにも理不尽と思える状況の中に、最高のタイミングで働かれる神様の御手を見ることが出来ます。


創世記 41:16 "ヨセフはパロに答えて言った、「いいえ、わたしではありません。神がパロに平安をお告げになりましょう」。"http://bible.us/81/gen.41.16.ja1955
・この時のヨセフは、もう兄弟たちに自分の夢を自慢して回る彼ではありませんでした。パロは当時世界の王とも言える人でした。しきたりに従い、物腰も柔らかになり、口のききかたも熟知していました。そして、何よりも神様に栄光をお返しする円熟さを持っていました。そういう人格が養われるために、すべての時間と環境が必要だったのです。

創世記 41:38-41 "そこでパロは家来たちに言った、「われわれは神の霊をもつこのような人を、ほかに見いだし得ようか」。 またパロはヨセフに言った、「神がこれを皆あなたに示された。あなたのようにさとく賢い者はない。 あなたはわたしの家を治めてください。わたしの民はみなあなたの言葉に従うでしょう。わたしはただ王の位でだけあなたにまさる」。 パロは更にヨセフに言った、「わたしはあなたをエジプト全国のつかさとする」。"http://bible.us/81/gen.41.38.ja1955
・ヨセフは、最悪の牢獄から、一瞬にして最高の地位に登り詰めました。その器になる準備を、神様は着々とされてきました。彼はそれに逆らうのではなく、その場所で忠実に仕えました。
・今日、私達が居るところはもしかしたら、牢獄のような場所だと思っているかもしれません。しかし、神様は真実なお方ですから、必ず引き上げて下さいます。ただし、感情的にならないで、自暴自棄にならないで、神様と人々に仕え、最善の努力をする時にそれが実現します。

【不正な富】
ルカによる福音書 16:8-10 "ところが主人は、この不正な家令の利口なやり方をほめた。この世の子らはその時代に対しては、光の子らよりも利口である。 またあなたがたに言うが、不正の富を用いてでも、自分のために友だちをつくるがよい。そうすれば、富が無くなった場合、あなたがたを永遠のすまいに迎えてくれるであろう。 小事に忠実な人は、大事にも忠実である。そして、小事に不忠実な人は大事にも不忠実である。http://bible.us/81/luk.16.10.ja1955"だから、もしあなたがたが不正の富について忠実でなかったら、だれが真の富を任せるだろうか。 また、もしほかの人のものについて忠実でなかったら、だれがあなたがたのものを与えてくれようか。"

・このたとえ話は、まるでイエス様が不正をしてでも、友達を得るように薦めているように見えます。しかし、原語の「不正」という言葉は、「この世の」という意味の言葉です。
私達は、クリスチャンであってもなくても、この社会のシステムの中に生きています。お金を得るために働かなければ、生きていけません。それがここで言う「不正な(この世の)富」のことです。
たとえ話のしもべは、たしかにずるいやり方をしましたが、その富を蓄財するのではなく、結果的には人々の負債を助けるように用いました。
ここでは富は備蓄されるべきものではなく生かして用いるべきことを教えていると考えられています。それによって、しもべは、「友」を得ることができましたし、人々は負債が軽減されて助けられたのですから。

・小さいこと・・・とは、私達がこの世で生きているものすべてのことを示しています。今、私達が任されていることに忠実でなかったなら、もっと大きなことを任されることはありません。
「私は、こんな小さな仕事をしたくない。もっと私には能力があるのに・・・」と誰もが思います。しかし、目の前の仕事も忠実に行わない人を、上司や会社は決して昇進させないでしょう。
ヨセフにも共通することですが、まずは目の前のことについて、誠実に忠実に対処することです。そうすれば、必ずすばらしい結果が待っているのです。


【金持ちとラザロのたとえ】
ルカによる福音書 16:29-31 "アブラハムは言った、『彼らにはモーセと預言者とがある。それに聞くがよかろう』。 金持が言った、『いえいえ、父アブラハムよ、もし死人の中からだれかが兄弟たちのところへ行ってくれましたら、彼らは悔い改めるでしょう』。 アブラハムは言った、『もし彼らがモーセと預言者とに耳を傾けないなら、死人の中からよみがえってくる者があっても、彼らはその勧めを聞き入れはしないであろう』」。"http://bible.us/81/luk.16.29.ja1955
・金持ちが黄泉で苦しまないように、自分の親族に伝えてもらうよう、アブラハムに頼んだ時、死人がよみがえっても、彼らは信じないと断言されました。
モーセと預言者・・・とは、聖書のことであり、その知らせのことです。それは、死人のよみがえりよりも力があるというのは、驚きではないでしょうか。私達が内側に持っている良い知らせは、それほどに人々を救う力があることを覚えましょう。

今日も、私達は目の前にあることを忠実に行っていきましょう。明日は礼拝です。神様に心からの礼拝をささげましょう。
すばらしい週末となりますように。

11/16(金) 14ヶ月聖書通読14日目


本日の聖書箇所は、創世記37〜38章、詩篇7、ルカ15章です。 

明日の聖書箇所は、創世記39〜41章、ルカ16章です。
【ヨセフ、エジプトに売られる】
創世記 37:9-11 "ヨセフはまた一つの夢を見て、それを兄弟たちに語って言った、「わたしはまた夢を見ました。日と月と十一の星とがわたしを拝みました」。 彼はこれを父と兄弟たちに語ったので、父は彼をとがめて言った、「あなたが見たその夢はどういうのか。ほんとうにわたしとあなたの母と、兄弟たちとが行って地に伏し、あなたを拝むのか」。 兄弟たちは彼をねたんだ。しかし父はこの言葉を心にとめた。"http://bible.us/81/gen.37.10.ja1955
・ヨセフが見た夢は、本当に実現することになるのですが、彼は兄弟たちに対する配慮に欠けていました。無邪気だったのです。そのために、兄弟たちの妬みをかい、エジプトに売られることになってしまいます。
・一方で神様は、人間の不完全さを通して、神様の完全さを現される・・・とも言えます。もし、ヨセフが兄弟たちにナイスにしていれば、エジプトに売られることもなく、夢は実現しなかったからです。

創世記 37:26, 27 "そこでユダは兄弟たちに言った、「われわれが弟を殺し、その血を隠して何の益があろう。 さあ、われわれは彼をイシマエルびとに売ろう。彼はわれわれの兄弟、われわれの肉身だから、彼に手を下してはならない」。兄弟たちはこれを聞き入れた。http://bible.us/81/gen.37.26.ja1955・ヨセフをエジプトに売ることを発案したのは、ユダでした。長男のルベンは、なんとかヨセフを助けようとしていましたが、彼が席を外している間に、他の兄弟達はヨセフを売り渡しました。

【正しさと裁き】
詩篇 7:3-5 "わが神、主よ、もしわたしがこの事を行ったならば、もしわたしの手によこしまな事があるならば、 もしわたしの友に悪をもって報いたことがあり、ゆえなく、敵のものを略奪したことがあるならば、 敵にわたしを追い捕えさせ、わたしの命を地に踏みにじらせ、わたしの魂をちりにゆだねさせてください。[セラ"http://bible.us/81/psa.7.3.ja1955
・ダビデは、自分が正しくないことをした時には、その罪について、刈り取りをしなければならないことを知っていました。
・私たちも、十字架で赦されていますが、犯した罪の後始末をすることが必要な時があります。蒔いた種は刈り取らなければならないのです。

詩篇 7:6 "主よ、怒りをもって立ち、わたしの敵の憤りにむかって立ちあがり、わたしのために目をさましてください。あなたはさばきを命じられました。"http://bible.us/81/psa.7.6.ja1955
・ダビデは、自分が潔白であることを信じていました。だからこそ、敵に神様が報いてくださるように祈りました。

詩篇 7:8-11 "主はもろもろの民をさばかれます。主よ、わたしの義と、わたしにある誠実とに従って、わたしをさばいてください。 どうか悪しき者の悪を断ち、正しき者を堅く立たせてください。義なる神よ、あなたは人の心と思いとを調べられます。 わたしを守る盾は神である。神は心の直き者を救われる。 神は義なるさばきびと、日ごとに憤りを起される神である。"http://bible.us/81/psa.7.10.ja1955
・ここでダビデが、言っている正しさとは、彼自身の正当性のことではなく、神様の義のことです。義と誠実を求めて生きること、心の中を管理することを、重要視しましょう。それは、決して窮屈な生き方ではなく、私たちを自由にする生き方です。

【一匹の羊のたとえ】
ルカによる福音書 15:4-7 "「あなたがたのうちに、百匹の羊を持っている者がいたとする。その一匹がいなくなったら、九十九匹を野原に残しておいて、いなくなった一匹を見つけるまでは捜し歩かないであろうか。 そして見つけたら、喜んでそれを自分の肩に乗せ、 家に帰ってきて友人や隣り人を呼び集め、『わたしと一緒に喜んでください。いなくなった羊を見つけましたから』と言うであろう。 よく聞きなさい。それと同じように、罪人がひとりでも悔い改めるなら、悔改めを必要としない九十九人の正しい人のためにもまさる大きいよろこびが、天にあるであろう。http://bible.us/81/luk.15.4.ja1955

・イエス様は、迷っている私達を探し出してくださいました。私たちが、救われた日、天では大きな喜びを持ってパーティーが開かれたことでしょう!今日もイエス様は、私を喜んでくださっています。

今日も、イエス様が私達を抱き、かつぎ、緑の牧場へと導いてくださることに信頼して歩みましょう。


2012年11月15日木曜日

11/15(木) 14ヶ月聖書通読13日目  今日の聖書箇所と明日の聖書箇所


みなさんおはようございます。

本日の聖書箇所は、創世記34~36章、ルカ14章 です。
明日の聖書箇所は、創世記37~38章、詩篇7、ルカ15章です。

【ヤコブの娘デナが辱められる】
創世記 34:1, 2 "レアがヤコブに産んだ娘デナはその地の女たちに会おうと出かけて行ったが、 その地のつかさ、ヒビびとハモルの子シケムが彼女を見て、引き入れ、これと寝てはずかしめた。http://bible.us/81/gen.34.1.ja1955
・デナが辱められたことで、大きな問題になります。
創世記 34:25, 26 "三日目になって彼らが痛みを覚えている時、ヤコブのふたりの子、すなわちデナの兄弟シメオンとレビとは、おのおのつるぎを取って、不意に町を襲い、男子をことごとく殺し、 またつるぎの刃にかけてハモルとその子シケムとを殺し、シケムの家からデナを連れ出した。"http://bible.us/81/gen.34.25.ja1955
・シメオンとレビによる虐殺をどう考えればよいのでしょうか?いくらデナが辱められたとしても、この報復は度を超していると言えます。「目には目を」という決まりは、「目をやられたら、目をやりかえすことでやめておきなさい」という意味合いが含まれています。それに照らし合わせてみても、町の男子をことごとく殺すことは、容認できない行動です。

【ヤコブ、イスラエルとなる】
創世記 35:9-13 "さてヤコブがパダンアラムから帰ってきた時、神は再び彼に現れて彼を祝福された。 神は彼に言われた、「あなたの名はヤコブである。しかしあなたの名をもはやヤコブと呼んではならない。あなたの名をイスラエルとしなさい」。こうして彼をイスラエルと名づけられた。 神はまた彼に言われた、「わたしは全能の神である。あなたは生めよ、またふえよ。一つの国民、また多くの国民があなたから出て、王たちがあなたの身から出るであろう。 わたしはアブラハムとイサクとに与えた地を、あなたに与えよう。またあなたの後の子孫にその地を与えよう」。 神は彼と語っておられたその場所から彼を離れてのぼられた。"http://bible.us/81/gen.35.10.ja1955
・ヤコブとのアブラハム契約の更新。正式に、彼はイスラエルとなりました。神様の約束やビジョンをいただいた時から、それが実際に実現に至るまでには、時間差があります。
そのことを覚えて、私達は神様を信頼し続ける者になりたいと思います。

自分から名誉を求めるな】
ルカによる福音書 14:11 "おおよそ、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろう」。"http://bible.us/81/luk.14.11.ja1955
・私達は、競争社会に生きています。それぞれにポジションがあったり、経歴、キャリアなどを問われます。そんな時、ついつい人々に偉そうな態度を取ったりしてしまう誘惑があります。
けれども、偉そうにしている人は、あまり好かれることがありません。その立場がなくなった途端に、誰も話してくれなくなったとしたら、人々はその人自身ではなく、その立場によって扱っていたことがわかります。
自分を低くするということ(謙遜な生き方をする)ということは、神様と人々によって高くされるという結果をもたらします。
そういう成熟を目指して、歩みたいと思います。

今回は、ルカの福音書をリビングバイブルでも読んでみます。
【宴会に招待された客】
ルカによる福音書 14:21-24 "召使は戻り、ありのままを主人に報告しました。 主人はかんかんに怒りました。 そして、『よし、それなら、今度は大通りや裏通りに行って、貧しい人や体の不自由な人、足の不自由な人、盲人たちを、片っぱしから招待して来い』と命じました。 そうやって客を集めても、会場にはまだ空席が目立ちます。 それで主人は言いました。 『えーい。 もうこうなったら、家がいっぱいになるように、街道や垣根の外へ行って、出会った者はだれでもかまわん、無理にでも連れて来い。 初めに招待した者たちには、一口だって宴会の食事など出してやるものか。』」"http://bible.us/83/luk.14.21.jlb

・招かれていても、人々はその招待された特権について、あまり価値がわからないということがあります。ここでは、招かれた人々は、律法学者やパリサイ人ということもできます。
この食事は、神様と共に食卓に着くことを意味しています。それは死んでからではなく、私達の人生の中で起こる、救いの奇跡をも意味すると思います。
・もし、イエス・キリストがあなたを食事を誘ったら、いろいろな言い訳をして断るでしょうか?それとも、「是非ご一緒させてください」と応えるでしょうか?
私達は忙しい日々を送っていますが、是非ともその招きを聞き逃さないように、そして招きに応えるようにしたいと思います。

ルカによる福音書 14:26, 33 "「だれでも、父、母、妻、子、兄弟、姉妹、さらに自分の命までも捨てて、わたしのもとに来るのでなければ、わたしの弟子となることはできない。 それと同じように、あなたがたのうちで、自分の財産をことごとく捨て切るものでなくては、わたしの弟子となることはできない。"http://bible.us/81/luk.14.26.ja1955
・聖書学校の学生の時、ある授業で「私は、両親を捨てて、イエス様に従ってきました」と言ったことがありました。その教授は、とても怒って「ばか者!!君が両親を捨ててきたのではなく、両親が君を献げたのだ。そんなこともわからないで、牧師になろうと思っているのか?!」
と一喝されたことを思い出しました。「ああ、本当にそうだなあ・・・」と思いました。母は、「あなたがせっかく一人前の社会人になったと思ったのに、またこれから聖書学校に行くの?」と泣いていたことを思い出します。今でこそ、神様の恵みで牧師をしていますが、当時は先の見えない、ましてやクリスチャンでない両親にとっては、無謀な決断を了解してもらったと思います。
・「イエス様を信じると良いことがあるよ」と言って、福音を伝えるのは、ある意味片手落ちかもしれません。「イエス様を信じて、弟子になるのには、相当の覚悟が必要だよ」と本当のことを伝えるということが少なくなったように思います。けれども、弟子として生きる覚悟をすることは、やはりすばらしい選択だと思います。

あなたは、「イエス・キリストを信じています」というクリスチャンですか?それとも「私はキリストの弟子です。(あるいは弟子になろうとしています)」というクリスチャンですか?
どちらの道を選びますか?

この御言葉の意味を深く考えながら、今日一日を過ごしたいと思います。
主の豊かな祝福がありますように。

2012年11月14日水曜日

11/14(水) 14ヶ月聖書通読12日目 今日の聖書箇所と明日の聖書箇所


11月から始まった14ヶ月聖書通読です。こんな感じで、配信しています。

みなさん、おはようございます。お元気ですか?
本日の聖書箇所は、創世記31〜33章、ルカ13章です。
明日の聖書箇所は、創世記34〜36章、ルカ14章です。

【ヤコブ、ラバンのところから出て行く】
創世記 31:1 "さてヤコブはラバンの子らが、「ヤコブはわれわれの父の物をことごとく奪い、父の物によってあのすべての富を獲たのだ」と言っているのを聞いた。"http://bible.us/81/gen.31.1.ja1955
・神様に祝福されても、妬みや、悪い噂の対象になることはあります。

【ベテルの神】
創世記 31:13"わたしはベテルの神です。かつてあなたはあそこで柱に油を注いで、わたしに誓いを立てましたが、いま立ってこの地を出て、あなたの生れた国へ帰りなさい』」。http://bible.us/81/gen.31.13.ja1955
・ここで神様は、ご自分をベテルの神と名乗られました。彼が最も孤独で何もなかったときに、幻を見せていただいた場所です。あなたが今日どんなに孤独でも、欠乏を覚えていても、神様は必ず祝福を与えてくださいます。

【ヤコブの罪の刈り取りと祝福】
創世記 31:42 "もし、わたしの父の神、アブラハムの神、イサクのかしこむ者がわたしと共におられなかったなら、あなたはきっとわたしを、から手で去らせたでしょう。神はわたしの悩みと、わたしの労苦とを顧みられて昨夜あなたを戒められたのです」。"http://bible.us/81/gen.31.42.ja1955
・ヤコブは、自分が兄を欺いた事の刈り取りを二十年間することになったのかもしれませんが、そんな中でも主は彼を祝福されました。ヤコブは、いつも神様を求めたからです。

【神の使いとの格闘】
創世記 32:26-28 "その人は言った、「夜が明けるからわたしを去らせてください」。ヤコブは答えた、「わたしを祝福してくださらないなら、あなたを去らせません」。 その人は彼に言った、「あなたの名はなんと言いますか」。彼は答えた、「ヤコブです」。 その人は言った、「あなたはもはや名をヤコブと言わず、イスラエルと言いなさい。あなたが神と人とに、力を争って勝ったからです」。"http://bible.us/81/gen.32.26.ja1955
・「イスラエル」の起源がここにあります。「神が支配する」と言う意味です。
ユダヤ人はこのイスラエルの家系です。そしてイエス様を信じた私たちも、霊的なイスラエルとして、神様からの祝福を得ていると言えます。

【実のならないいちじく】
ルカによる福音書 13:6-9 "それから、この譬を語られた、「ある人が自分のぶどう園にいちじくの木を植えて置いたので、実を捜しにきたが見つからなかった。 そこで園丁に言った、『わたしは三年間も実を求めて、このいちじくの木のところにきたのだが、いまだに見あたらない。その木を切り倒してしまえ。なんのために、土地をむだにふさがせて置くのか』。 すると園丁は答えて言った、『ご主人様、ことしも、そのままにして置いてください。そのまわりを掘って肥料をやって見ますから。 それで来年実がなりましたら結構です。もしそれでもだめでしたら、切り倒してください』」。"http://bible.us/81/luk.13.6.ja1955
・実のならないいちじくの木は、神様を信じようとしない人々のことを示しています。
イエス様は、神様が終わりの時を猶予されるように、とりなしておられます。一人の人も、滅びることを願っておられないからです。

今日、私達は「神様に統治される者」としてりっぱに振る舞う一日を送りましょう。

2012年11月2日金曜日

14ヶ月聖書通読第二日 (サンプル版)


今日(11/2)の聖書箇所は、創世記3〜5章、ルカ2章です。その中から、心に留まった御言葉にコメントを付けました。
明日の聖書箇所は、創世記6〜8章、ルカ3章です。

創世記 3:15 JA1955
"わたしは恨みをおく、おまえと女とのあいだに、おまえのすえと女のすえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう」。"YouVersion.com から見る http://bible.us/Gen3.15.JA1955

これは、イエス・キリストの十字架と復活の勝利を指し示している御言葉です。
女のすえとはイエス様のことです。
人が最初の罪を犯した時から、救いの計画は既に始まっていました。

創世記 3:17-19 JA1955
"更に人に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わたしが命じた木から取って食べたので、地はあなたのためにのろわれ、あなたは一生、苦しんで地から食物を取る。 地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、あなたは野の草を食べるであろう。 あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、あなたは土から取られたのだから。あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。"

この地は、祝福されていた時には、働く必要も無かったし、人間は死ぬこともなかったことが分かります。
その立場へと、人間を回復させるのが、聖書全体を通して流れている「救いのご計画」です。

創世記 4:4-7 JA1955
"アベルもまた、その群れのういごと肥えたものとを持ってきた。主はアベルとその供え物とを顧みられた。 しかしカインとその供え物とは顧みられなかったので、カインは大いに憤って、顔を伏せた。 そこで主はカインに言われた、「なぜあなたは憤るのですか、なぜ顔を伏せるのですか。 正しい事をしているのでしたら、顔をあげたらよいでしょう。もし正しい事をしていないのでしたら、罪が門口に待ち伏せています。それはあなたを慕い求めますが、あなたはそれを治めなければなりません」。"

アベルとカインの供え物のうち、なぜ神様はカインの供え物を顧みられなかったのでしょう?前後関係から考えて、カインは正しい事をしていなかった・・・正しい心で供え物をしていなかったことがうかがえます。
そのために、人類最初の殺人が、カインによって行われます。

創世記 5:24 JA1955
"エノクは神とともに歩み、神が彼を取られたので、いなくなった。
5:32ノアは五百歳になって、セム、ハム、ヤペテを生んだ。"
この頃、人間は1000年近く生きる存在だったと書いてあるのは、信じにくいことですね。
その中でエノクは「たった365歳」で神様の元に引き上げられました。

14ヶ月聖書通読第一日 (サンプル版)


今日は、「こんな感じで配信したいです」というサンプルをみなさんにお送りします。毎日、このような文章が書けるとは思いませんが、時々こういったコメントを付けたいと思います。

今日の箇所は、創世記1〜2章、ルカ1章です。

創世記 1:31 JA1955
"神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である。"
YouVersion.com から見る

神様がすべてを造られた時、「はなはだ良かった」と言ってくださいました。そこには、私達人間も含まれています。
元々、私達はすばらしい存在として造られたことを覚え、イエス・キリストによって贖われた時に、その立場に回復されたことを理解したいと思います。

ルカによる福音書 1:38 JA1955"そこでマリヤが言った、「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように」。そして御使は彼女から離れて行った。"


「はしため」とは、「召使いの女」という意味です。マリヤは自分が妊娠するという、大きなリスクを伴う出来事について、神様の御心に従いました。「この身になりますように」というのはすごいですね。自分の体に神様が働いて妊娠するのですから・・・。
マリヤの神様に対する信仰を見ることが出来ます。

明日の聖書箇所は、創世記3〜5章とルカ2章です。

豊かな祝福がありますように。