2012年11月20日火曜日

11/20(火) 14ヶ月聖書通読17日目

みなさんおはようございます。 本日の聖書箇所は、創世記44〜46章、ルカ18章です。 明日の聖書箇所は、創世記47〜48章、詩篇10篇、ルカ19章です。
【ヨセフ、自分の身を明かす】 創世記 44:31-34 "この子供がわれわれと一緒にいないのを見たら、父は死ぬでしょう。そうすればしもべらは、あなたのしもべであるしらがの父を悲しんで陰府に下らせることになるでしょう。 しもべは父にこの子供の身を請け合って『もしわたしがこの子をあなたのもとに連れ帰らなかったら、わたしは父に対して永久に罪を負いましょう』と言ったのです。 どうか、しもべをこの子供の代りに、わが主の奴隷としてとどまらせ、この子供を兄弟たちと一緒に上り行かせてください、 この子供を連れずに、どうしてわたしは父のもとに上り行くことができましょう。父が災に会うのを見るに忍びません」。"http://bible.us/81/gen.44.31.ja1955

 ・ヨセフをエジプトに売ることを提案したユダは、父に対してベニアミンの身を保証しました。ユダは、ヨセフに自分が、ベニアミンの代わりに奴隷になることを申し出ます。彼の命がけの覚悟を見ることが出来ます。

 創世記 45:4, 5 "ヨセフは兄弟たちに言った、「わたしに近寄ってください」。彼らが近寄ったので彼は言った、「わたしはあなたがたの弟ヨセフです。あなたがたがエジプトに売った者です。 しかしわたしをここに売ったのを嘆くことも、悔むこともいりません。神は命を救うために、あなたがたよりさきにわたしをつかわされたのです。"http://bible.us/81/gen.45.4.ja1955

創世記 45:8 "それゆえわたしをここにつかわしたのはあなたがたではなく、神です。神はわたしをパロの父とし、その全家の主とし、またエジプト全国のつかさとされました。"http://bible.us/81/gen.45.8.ja1955

・自分たちがエジプトに売ったヨセフが、目の前に立ってエジプトの王の次の座に着いているということを知った時、彼らは気絶しそうになったでしょう。しかし、ヨセフはそんな悲惨な出来事をも、神様のご計画だったと宣言しました。そこには、兄たちへの憎しみのかけらも見いだすことができません。私達も、そのような過去に囚われない生き方をしたいと思います。 

【神様がヤコブに語る】
 創世記 46:3, 4 "神は言われた、「わたしは神、あなたの父の神である。エジプトに下るのを恐れてはならない。わたしはあそこであなたを大いなる国民にする。 わたしはあなたと一緒にエジプトに下り、また必ずあなたを導き上るであろう。ヨセフが手ずからあなたの目を閉じるであろう」。"http://bible.us/81/gen.46.3.ja1955

・神様のご計画が、考えられない形で進行していきます。エジプトに行くことをためらうヤコブに、このことが神様のご計画であることを語っておられます。 

創世記 46:27 "エジプトでヨセフに生れた子がふたりあった。エジプトへ行ったヤコブの家の者は合わせて七十人であった。"http://bible.us/81/gen.46.27.ja1955

・この最初の70名が、400年後には100万人以上の強力な民族として成長していきます。 

【失望せずに祈る】
ルカによる福音書 18:1 "また、イエスは失望せずに常に祈るべきことを、人々に譬で教えられた。"http://bible.us/81/luk.18.1.ja1955

ルカによる福音書 18:6-8 "そこで主は言われた、「この不義な裁判官の言っていることを聞いたか。 まして神は、日夜叫び求める選民のために、正しいさばきをしてくださらずに長い間そのままにしておかれることがあろうか。 あなたがたに言っておくが、神はすみやかにさばいてくださるであろう。しかし、人の子が来るとき、地上に信仰が見られるであろうか」。"http://bible.us/81/luk.18.6.ja1955

・「正しいさばきを」というのは,困難の中にいる者を救出するために「弁護する」ことで,神様が祈りを聞き入れて下さることを表しています。 ・私達は、日々の生活の中で理不尽・不公平と思える扱いを受けることがあります。しかし、私達は自分自身でその報復をするのではなく、主に祈り求めることを通して、主ご自身が正しい結果を出してくださることを信じましょう。 

【自分を低くする】
 ルカによる福音書 18:9, 14 "自分を義人だと自任して他人を見下げている人たちに対して、イエスはまたこの譬をお話しになった。
 あなたがたに言っておく。神に義とされて自分の家に帰ったのは、この取税人であって、あのパリサイ人ではなかった。おおよそ、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろう」。"http://bible.us/81/luk.18.14.ja1955

・「自分を義人だと自任して他人を見下げる」という態度は、律法学者たちだけではなく、私達にも危険性があることです。クリスチャンだからといって、すべてが正しいわけではありません。私達は常に謙遜に、どのような人々や状況からも学ぶことができることを常に認識しておきたいと思います。

 【らくだと針の穴】
ルカによる福音書 18:24, 25 "イエスは彼の様子を見て言われた、「財産のある者が神の国にはいるのはなんとむずかしいことであろう。 富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」。"http://bible.us/81/luk.18.24.ja1955

・よく聞く説としては、「針の穴」という門があって、人一人が通れるくらいであり、らくだが荷物を降ろせば入れるというものがありますが、そのような門があった根拠は無いそうです。ですから、ここは文字通り針の穴と考えるべきだと思います。そんな奇跡の方が、金持ちが神の国に入る方が難しいというのは驚きですが、同時に「神に出来ないことはない」とも語っておられます。いずれにしても、人の救いは最大の奇跡なのです。 

【十字架と復活の預言】
 ルカによる福音書 18:32-34 "人の子は異邦人に引きわたされ、あざけられ、はずかしめを受け、つばきをかけられ、 また、むち打たれてから、ついに殺され、そして三日目によみがえるであろう」。 弟子たちには、これらのことが何一つわからなかった。この言葉が彼らに隠されていたので、イエスの言われた事が理解できなかった。"http://bible.us/81/luk.18.32.ja1955

・イエス様が十字架と復活のことを預言されても、弟子たちには想像もつきませんでした。「彼らに隠されていた」のは、霊的な盲目のような状態だと思います。私達も、聖霊によらなければ、真理を悟ることは出来ません。神様が示しておられる真理を悟ることが出来るように、聖霊に求めましょう。 

【盲人の癒し】
ルカによる福音書 18:41, 42 "「わたしに何をしてほしいのか」とおたずねになると、「主よ、見えるようになることです」と答えた。 そこでイエスは言われた、「見えるようになれ。あなたの信仰があなたを救った」。"http://bible.us/81/luk.18.41.ja1955

・イエス様は、求める人に「わたしに何をしてほしいのか?」といつもお尋ねになりました。私達も祈り求める時に、一番求めていることを、はっきりと申し上げることが出来るようになりたいと思います。 最も大切で正しいことを求める時、主は奇跡をもって応えてくださいます。 今日も、神様のご計画が、奇跡的な方法で実現されていきますように。